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ESS AutoQualityの機能

Active RunBookでシステム操作の正確性と効率性を向上

ESS AutoQuality(EAQ)は、変更・リリース作業などのシステム操作において、作業手順書の作成~作業実行、作業記録の保存や結果の確認までの一連のプロセスを支援、作業の品質向上と効率性向上を実現する製品です。

プロセス

手順書の作成

コマンド操作とチェックリストで手順を網羅

EAQで作成する手順書は、UNIX/Linuxサーバーへの接続とコマンド投入、コマンドプロンプトへのコマンド投入、WindowsのGUI操作内容や非システム的な作業、確認作業を指示するチェックリストで構成されます。

より正確で効率的な手順書作成を可能に

EAQでは検証環境におけるコマンド操作など作業内容を記録し、手順書として取り込むことが可能です。実際の操作記録をそのまま手順書に利用できるため、記述の誤りを防止するとともに、管理者による正確なチェックを可能にし、手順の不備や考慮不足も排除できます。

手順書作成

作業の実行

コマンド自動投入による効率的・正確な作業実施を可能に

EAQで作成できる手順書-Active RunBookの最大の特徴は「実行できる手順書」であること。コマンド自動投入により、ドキュメントベースの手順書で起こりがちな、手順書の読み間違えによる操作ミスなどを防止し、迅速かつ正確な作業実施を可能にします。

コマンド自動投入による効率的・正確な作業実施を可能に

実行結果の確認を支援

システム操作で重要なのは、コマンド投入後の実行結果が手順で想定される結果になることを、確認しながら進めることです。想定していないエラーが発生していることに気付かず作業を続けると、切り戻しのできないシステムトラブルに繋がる恐れがあります。

EAQでは実行されたコマンドの実行結果を取り込み、事前に設定されている期待結果と比較することが可能です。特に成否の判断となる「Successfully Installed」などといった文字列を検索条件に設定しておくと、対象文字列をハイライト表示しますので、確実な実行結果の確認を可能にします。

複数環境をサポート

冗長化構成など、同一の役割を複数のサーバーで構成するシステムへの変更作業は、IPアドレスなど個々のサーバー情報は異なるものの、ほぼ同一の作業を繰り返し行う場合があります。EAQでは環境固有値の設定を行うことで、環境に応じて実行時に投入する値を変更させることができるため、一種類の手順書で冗長化された複数サーバーへの作業をサポートすることができます。

作業記録の保存

容易なチェック・検証をサポート

作業実行内容はすべて手順書内に記録・保存されるため、作業内容の成否、予定外作業の有無、その妥当性などのチェックを効率的に行うことができます。

  • 作業報告に必要な記録、エビデンスの収集、レポートとしての編集作業など、作業者の負担を軽減。
  • 管理者により作業内容のチェックを容易にし、工数を削減するとともに、確認精度を向上させます。

Microsoft Word形式への出力

EAQで作成した手順書は、Word文書に出力することが可能です。 文書レイアウトは自由に構成できるため、お客様によって規定されている文書管理基準に基づいてシステム作業の記録を保管、管理できます。

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