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構成及び稼働要件

 

構成及び稼働要件

ESS AdminONEを構成する要素および各要素に稼働要件については以下の通りです。

ESS AdminONEのシステム構成要素

AdminONE
サーバー
ESS AdminONEのメインコンポーネント。ブラウザを用いてシステムの設定、特権ID利用申請・承認、点検監査といった多くの操作・設定のインターフェイスが用意されています。ゲートウェイ構成を取る場合には、AdminONEサーバーを経由して各管理対象システムにアクセスする形になるとともに操作ログの取得までを機能として担っています。
本要素は、ソフトウェア提供によりお客様環境に構築する方式と、弊社で環境をご用意し、ご利用いただくクラウド提供方式からご選択いただけます。
アクセス元
コンピューター
管理対象システムにアクセスするアクセス元のコンピューターです。ESS AdminONEを用いた特権ID利用では、原則として対象システムにリモートで接続するため、必須の構成要素です。Windows OSで動作するクライアントコンピューターに、構成によって貸出ツールといわれる付属ソフトウェアをインストールする場合があります。
管理対象システム
ESS AdminONEで特権IDを管理するシステムです。基本的には特別なプログラムをインストールする必要はありませんが、要件によっては、持ち込みファイルを受け取るためのツールや、小規模なプログラムをインストールする場合があります。
管連携対象システム
ESS AdminONEを快適にご利用いただくために他のシステム・サービスと連携する場合があります。具体的には、Active DirectoryやIdPなどの外部認証システム、メール受信環境、DNSサーバー、ストレージなどです。

AdminONEサーバー 4つのエディション

ESS AdminONEには、管理対象システムの規模や内容、実現したい要件によってご選択いただける4種類のエディションがございます。各エディションでカバー可能なシステム範囲及び要件については、下図の通りです。

ライトエディション
(LE)
OSの特権IDを中心にポリシーとして定常作業によるアクセス管理を行うことができるエディションです。
コストパフォーマンスに優れ、初期導入や必要最小限の対策を講じたいケースに最適です。
スタンダードエディション
(SE)
OSの特権IDを中心に、定常作業に加え申請制・申請承認制の利用許可など、サイバー攻撃対策に加え、内部の統制についても対策を講じることができるエディションです。高いレベルで特権IDの統制・リスク低減を行いたいケースに最適です。
エンタープライズエディション
(EE)
OS/ミドルウェア/SaaS/ネットワーク機器など様々なシステムを多様なポリシーの元で適切な特権IDの保護と安全な利用を実現する最上位エディションです。
ネットワークノードエディション
(NNE)
特権IDの保護をネットワーク制御方式で実現するための専用エディションです。組織やシステムの仕様によりアカウント・パスワードによる保護の対応が困難なケースに適したエディションです。

エディション別提供機能マトリクス表

  機能 LE SE EE NNE
①特権ID保護 アカウント・パスワード管理方式
パスワード強制変更
ネットワーク制御方式
SAML認証制御方式
②安全な正規利用 定常作業ポリシーに基づく利用
申請制・申請承認制に基づく利用
ゲートウェイ構成でのパスワード非開示利用
貸出ツール構成でのパスワード非開示利用
一時パスワード払い出しによる利用
ゲートウェイ構成でのネットワーク開放
貸出ツール構成でのネットワーク開放
③異常検出・点検 不正アクセス検出
不正アクセス試行検出
アカウント棚卸
ゲートウェイ構成における操作証跡取得
ESS RECとの連携による作業点検

機能一覧は、通常ノードに対して適用できる機能をベースとしています。当該機能が利用できるエディションであっても、シンプルノードとして管理するノードに対してはご利用いただけません。シンプルノードに対する機能制限は、ノード管理レベルの比較表をご参照ください。

ソフトウェア提供版 AdminONEサーバー 動作要件

ソフトウェア版のESS AdminONEをご選択された場合、AdminONEサーバーはお客様環境内に設置します。AdminONEサーバーは、お客様にOSをご準備いただき、インストーラーにてインストールしていただく方式と、VMware、Hyper-Vといった仮想基盤をご用意いただき、AdminONEサーバーがインストール済の仮想イメージをご提供する方法からご選択いただけます。

▪インストーラーをご提供する場合

項目 要件
OS Ubuntu Server 20.04 LTS~24.04 LTS
Red Hat Enterprise Linux 8(8.10まで), 9(9.7まで), 10(10.1まで)
ミドルウェア Docker 27.1.2~29.3.0 + Docker Compose 2.29.1~2.40.3
Mirantis Container Runtime (MCR) 23.0.15~29.2.1 + Docker Compose 2.29.1~2.40.3

※MCRはRed Hat Enterprise Linux 8/9を利用する場合のみ利用可

▪仮想アプライアンスとしてご提供する場合

項目 要件
サポート対象のハイパーバイザー VMware vSphere Hypervisor (ESXi)
Microsoft Hyper-V

仮想アプライアンスで提供する場合、構成に含まれるOSはUbuntu 24.04 LTSです

ソフトウェア提供版 AdminONEサーバーの構成・運用要件対応

AdminONE
サーバーの構成
以下からご選択可能です。
  • ・単一サーバーで構成するシングル構成
  • ・2台のサーバーによる冗長構成
なお、冗長構成には、3つの構成パターンをご用意しており、要件に応じてご選択いただけます。
AdminONE
サーバーの運用
サービス監視
必要な監視レベルに応じて、死活監視、サービス監視、ポート監視、ログ監視などのインターフェイスをご用意しておりますので、監視ツール等を用いて監視・障害発生検知を行うことが可能です。
バックアップ
格納データをバックアップする手順を製品機能としてご用意しております。また、イメージバックアップなど他の方式をご利用いただくことも可能です。
アーカイブ・保管期限
操作ログデータについて、規定した保管期限を経過したデータの削除や期間を指定してアーカイブ(外部への出力)や削除を行うことが可能です。
脆弱性対応
脆弱性の発見や不具合修正のパッチは必要に応じて弊社からご提供いたします。適用作業はお客様にて実施いただきます。なお、弊社での有償作業での適用も可能です。

AdminONEサーバーの冗長構成のパターンについてはお問い合わせください。

クラウド版 AdminONEサーバーの構成・サービスレベル

クラウド版のESS AdminONE「ESS AdminONE Cloud」をご選択いただいた場合は、構成要素の一つであるAdminONEサーバーは、クラウドサービスとしてご提供します。AdminONE Cloudで提供されるAdminONEサーバーの構成、サービスレベルについては以下の通りです。

AdminONE
サーバーの構成
パブリッククラウド上(Amazon Web Services)にお客様ごとに専用のAdminONEサーバーをご用意し、弊社にて維持管理を行う形で提供します。

オプションで複数データセンターを跨いだ冗長化構成にすることが可能です。構成上、クラウド上のAdminONEサーバーとお客様ネットワーク内に所在する管理対象サーバーとの間でネットワーク通信が必要なため、いくつかの接続手段をご用意しております。
サービスレベル
サービス提供レベル
24時間365日サービスがご利用いただける形で提供。ただし、パッチ適用などによる計画停止は発生します。計画停止のタイミングはお客様と調整を行った上で業務に支障がないタイミングで実施いたします。
データ保護対策
3世代のバックアップと、クラウド上の堅牢なストレージサービスを利用することで、高いデータ完全性を実現しています。
脆弱性対応・パッチ適用
弊社にて脆弱性の情報を収集し、必要な対処を行います。尚、対処の際にサービス停止が必要な場合は適用のタイミングについて調整させていただきます。
セキュリティ
サービス運用部門はISMSを取得しており、情報セキュリティフレームワークに則り運用しています。具体的には弊社サービス要員がお客様環境にアクセスする際には、ESS AdminONEの仕組みを介して必要な場合に限ってアクセスする仕組みとなっております。

クラウド版のESS AdminONEは、ソフトウェア版にて新バージョンを提供開始後、一定期間後にバージョンを追従しますので、一定期間バージョンの違いにより提供機能が異なる場合がございます。2026年6月時点、ソフトウェア版はV1.5、クラウド版はV1.4でのご提供となります。バージョンの相違点は別途お問合せください。

クライアント/その他の要件(提供形式共通)

アクセス元コンピューターなど他の構成要素に関する稼働要件は、ソフトウェア版、クラウド版共通で下表のとおりなります。

・クライアント/その他の要件(提供形式共通)

アクセス元コンピューターなど他の構成要素に関する稼働要件は、ソフトウェア版、クラウド版共通で下表のとおりです。

クライアント稼働要件
貸出ツール(Operation Authenticator)及びOA Access Control オペレーティングシステム Windows 10, 11
Windows Server 2012, 2012 R2, 2016, 2019, 2022, 2025(※)
※ただしOA ACはWindows Server 2016以降のみサポートします
(デスクトップエクスペリエンスが必要です)
ミドルウェア等 .NET Framework 4.72以降
PowerShell 3.0, 4.0, 5.0
アプリケーション Tera Term 4.72以降、4.108(Terrapin Attack対応版) (Tera Term 5.0も可)

上記は専用貸出ツールを用いてパスワードレスアクセスする際の標準設定を使用する場合の要件です。
上記以外は、自動ログインのカスタム定義によってパスワードレスアクセスを実現します。(設定の可否は対象システムのログイン画面の仕様に依存します)
OA for Browser動作要件 アプリケーション Google Chrome, Microsoft Edge(いずれも最新バージョンでのご利用)
ESS AdminONE Webクライアント要件 アプリケーション Google Chrome, Microsoft Edge(いずれも最新バージョンでのご利用)
その他の要件
対応する外部IDプロバイダ(IdP) 要件 Microsoft Entra ID, Okta, OneLogin
※SAMLノードを管理する場合や、AdminONEサーバーに対するユーザー認証にIdPを利用する場合の要件となります。上記に該当しない場合、IdPのご用意は不要です。

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