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Textlog To Event

Windows環境のあらゆるテキストログの監視と通知のためのユーティリティ

T2Eとは

Textlog To Event(T2E)は、Windows環境で動作する各種アプリケーションが出力するテキストログをリアルタイムに監視し、イベント通知を行うソリューションです。障害の防止や復旧時間の短縮に貢献します。また、弊社の統合運用プロセス管理製品Encourage Super Station(ESS)と併用することで、大規模システムにも対応した統合監視環境をご提供します。

特長

アプリケーションのテキストログをリアルタイム監視

Windowsアプリケーションが出力する複数のテキストログを指定秒間隔で監視します。WindowsでWebサーバを構築されている場合など、ApacheやTomcatなどのテキストログを監視することにより、内部エラーをいち早く検知できます。

あらゆるWindowsアプリケーションに対応

パターンマッチングにより、あらゆるテキストログを監視できます。ログの書き込み単位を認識する区切り文字パターンを登録することにより、パターンマッチしたログの書き込み単位を「イベント」として通知します。また、テキストログ単位に複数のパターンを設定することができ、パターンごとに通知レベルを設定できます。

機能

T2Eには、フル機能のT2Eと、機能制限版のT2E Liteがあります。
どの機能が対応しているかは機能名の後の括弧内で示しています。

テキストログ監視

テキストログ監視機能(T2E/Lite)

指定されたログファイルの増分を抽出し、差分内容から検索文字列を含むログ情報を設定レベルのイベントとして検出します。

  • テキストログのローテートに対応
  • ローテート後でも一世代前ファイルの残り部分を抽出
  • 正規表現を用いたパターンマッチング
  • 秒単位の監視間隔
  • ログファイルサイズの監視
  • Windowsサービスで稼動

アクション

イベントログ出力機能(T2E/Lite)

  • 監視パターンが検出された時、イベントログへ記録可能
  • 指定されたイベントログ(アプリケーション、システム)へ、指定されたソース名でイベントを出力
  • イベントの種類(情報、警告、エラー)も指定可能
  • 出力されたイベントログはESS Sper Station(ESS)からリモートで一元監視可能

コマンド実行機能(T2E)

  • 監視パターンが検出された時、任意のコマンドを実行可能
  • コマンド実行前に環境変数をセット可能
  • CPU優先度を編集可能
  • 逐次実行と即時実行を選択可能

メール送信機能(T2E)

  • 監視パターンが検出された時、任意の宛先にメールを送信可能
  • To, Cc, Bccの指定が可能
  • Fromも自由に設定可能
  • サブジェクト、メッセージフォーマットも自由に設定可能
  • 任意の1ファイルを添付可能

ポップアップ送信機能(T2E)

  • 監視パターンが検出された時、任意のWindowsにポップアップをWindowsメッセンジャー機能を使用して送信可能
  • 送信先のポップアップは10個までスタック

ESSTrap送信機能(T2E/Lite)

  • 監視パターンが検出された時、ESSにイベントトラップを送信可能
  • エレメント名はアプリケーション名に固定
  • ノード名は実行ホスト(変更可能)
  • ツールタイプは「ess.t2e」(変更可能)

導入効果

クライアントプログラムの問題解決は、非常に手間のかかる課題です。コールセンターのコミュニケータは、アプリケーションが出力するさまざまなログに精通しなければならず、状況のヒアリングの間にお客様の満足度が低下することもあります。

T2Eがクライアントプログラムの複数のログファイルを監視し、必要な部分をメールで送信することで、コミュニケータは正確なログを確認することで、エンドユーザに的確な支援を提供することが可能となります。

また、メールの内容を自動解析できるCRMソフトウェアなどと連動することで、解決方法を自動的にコミュニケータに提示することも可能です。

活用例

サーバーアプリケーションはクラスタリングされていることが多く、どれかがダウンしてもサービスを継続できます。しかし、多くの場合、サーバーアプリケーションの開発者はシステムの監視はしていないため、エラーの発生やケアが必要な事象を見逃してしまいがちです。

T2Eはログファイルを監視し、アクションが必要なログが記録された際にリアルタイムで開発者のWindows PCにポップアップで通知することが可能です。これにより、開発者は即時にサーバーに適切な対応をとることができます。

ポップアップはWindowsの標準機能を使用するため、開発者のPCに特別なソフトウェアは必要ありません。

導入効果

システム要件

サポートOS Microsoft Windows 2000 Professional
Microsoft Windows XP Professional
Microsoft Windows Vista
Microsoft Windows 7
Microsoft Windows 2000 Server
Microsoft Windows Server 2003, 2003 R2
Microsoft Windows Server 2008
Microsoft Windows Server 2008 R2
必要ディスク容量 50MB以上の空き容量
  • CPU、メモリ容量については、各オペレーションシステムの稼働要件に従ってください。
  • 各OS日本語版のみ対応
  • 実運用環境においては導入規模、動作するアプリケーションの負荷、データ保管期間などによってサイジング、要求スペックが変わります。具体的なサイジングについては、弊社までご相談ください。

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